足長にいさんのゆるゆるblog

ゆるーい日常を書き連ねています。

介護は突然やってくる

お酒と自由をこよなく愛する、人よりちょっと背が高い足長にいさんです。

今日は僕の本業でもある「介護」のお話を記事にしていきたいと思います。

今回は主に「65歳以上の高齢者」の方をメインとして書いていきます。

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介護って何??

まずは介護の簡単な定義から

年齢や障害によって日常生活に困難が生じている方に対して支援を行う事です。

家事や健康面、社会生活と様々な支援が多岐に渡っています。

一番重要な事はあくまでも支援される方の「自立を促す事」です。

全てをお手伝いしてしまう事は相手の出来る事までも奪い、能力の低下を助長してしまいます。

出来る事は行い、出来ない事を支援する。

これが介護の基本となります。

介護をする事になったらどうしたらいいの??

ご両親、兄弟、配偶者、ご親族、友人知人等が

もしも介護が必要な状況になった時には在住の市役所又は地域包括支援センターに相談をしてみましょう。

その際には必ず介護保険を利用する為の「要介護認定を受ける申請」を勧められる事と思います。

市役所に自らが赴いて申請をする事も可能ですし、お住いの担当地域包括支援センターの方が代行にて申請を行っていただく事も可能ですので状況にあわせてご相談下さい。

申請をしてから1ヶ月~2ヶ月以内には市役所からご自宅に郵送で介護保険証が届き、

要支援1・2、若しくは要介護1~5の結果がわかります。

 

介護サービスを受けるにはどうしたらいいの??

介護保険証がお手元に届くと要支援或いは要介護の認定結果が記入されています。

要支援の認定の方は担当の地域包括支援センターが、

要介護の認定の方はケアマネジャーが今後の支援を担ってくれます。

主な支援は介護サービスの提案、サービス事業所の紹介、そして適切な支援を受けていただく事ができるように計画を立案してくれます。

在住地の担当地域包括支援センターの連絡先を控えておくと、いざという時に心強いかもしれません。

 

介護は突然やってくる

介護は身近な存在が怪我をしたり病気をしたりする事がないと、非常に縁遠い事です。

ただ「明日転ぶ」「1ヶ月後に事故にあう」「三年後に病気になる」

なんて事は誰も想像しえない事です。

実際に高齢者を例にとると約50~60%の方が整形外科疾患によって要介護認定を受けています。

整形外科疾患とは骨折や脱臼、腰痛等の病気で主に多いのは転倒による骨折です。

大腿部の骨折をするとおおよそ3~4ヶ月は治療とリハビリに費やす事になり、

その後も継続したリハビリや介護が必要になる事も少なくありません。

少し介護に対する知識を蓄えているだけでも、実際に起こってしまった時には落ち着いて対処をする事ができると思います。

 

まずはお住いの担当区域にある地域包括支援センターの連絡先を知りましょう

記事の中に何度も出てきましたが、地域包括支援センターを一言で言えば

高齢者の総合相談窓口」です。

住所毎に数か所に分かれて地域包括支援センターがある事が多く、

お住いのエリアの担当地域包括支援センターは決まっています。

事前に連絡先を控えておく事で、咄嗟の時にすぐに相談できる環境を整えている事で

万が一の際の大きな助けになると思います。

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